『カラミティ☆ジェーン』東京公演が千穐楽を迎えました：あおいの感激日記：SSブログ

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『カラミティ☆ジェーン』東京公演が千穐楽を迎えました　[ミュージカル（その他）] [編集]

４日にル・テアトル銀座で開幕した『カラミティ☆ジェーン』が
本日１３日に千穐楽を迎えます。
おめでとうございます。
２５日～２７日まで大阪のシアタードラマシティで大阪公演があります。

東京が楽日を迎えましたので感想をアップしました。
ネタばれしてるかもなので、OKの方のみ下にお進みくださいネ。

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『カラミティ☆ジェーン』

舞台は二部構成。
一部は、ジェーンとビル・ヒッコックの出会いや別れが描かれ
二部では、バッファロー・ビルやジェニーとの再会と別れが描かれますが
全体を通して、ジェーンと言う一人の女性の人生が描かれています。

歌姫やナレーターが「カラミティ☆ジェーン」と言う
１人の女性の恋物語について語りはじめます。
１人の人生と言う事で、重たい話なのかなぁ？と思っていたのですが
始まるなりチョット笑いを取ったりしてくれて、
コメディ要素ありなんだぁと思い体の力がす～～っと抜けました。

最初にジェーンとヒッコックが登場した時に
美木良介さんって以外に小柄なんだぁとビックリ。
もう少し大きな方だと思っていたんですよねぇ。
実は、湖月さんや今井さんが大きいだけかもしれませんけどね（苦笑）

でも、ベッドの上でジェーンの話を聞いてるシーンなんて
すご～く男らしくてカッコ良いんだけど色っぽさもあって（＾＾）。
上着を脱ぎ捨てた時の後ろ姿のワイルドさにドキドキでしたもんねぇ。
でも、私がジェーンと変われるとしたら・・・
やっぱり美木さんを今井さんに変えて～～～と妄想モード突入でした（笑）
※変わろうとするなよって言われちゃうかな？

でも美木さん、一幕の終わりの方で撃たれて死んでしまうので
二幕の最後の方でジェーンとワルツを踊るまで目立った出番が無い。
でも、あのワルツのシーンはお似合いで好きです。
ちゃんと美木さんリードしてましたしねぇ（＾＾）。

今井さんは二幕に登場するんですが、サーカス団の団長と言う設定で
なにしろ出てくる瞬間から華やか＋賑やか。
ウェスタンショーだからアチコチで銃声は響くし、人は走り回るし、
落ちてくるし、吹っ飛ぶし、普通なら声が消されてしまいそうなシーンの
連続なんですが、オーケストラにも負けない今井さんだからこそのキャラでしたね。
しかし、今井さんやりたい放題と言うか・・・投げキッスはするし腰振るし（苦笑）。
でも、すご～～～く楽しそうに演じてらしたので観てるこっちまで
楽しくなっちゃうんですよね。
しかし、このシーンの時に個人的に困った事態が・・・。
ちょうど今井さんを見ると視界に最前列の奥様が入るのですが
この方がウェスタンショーの間すっごくノリノリで（＾＾；）。
今井さんは観たいのに、観なくていい奥様も見えると言う・・・困りました（笑）。

その後、ジェーンが娘のジェニーと再会するシーンで
ジェーンに突き飛ばされると、すごい飛んでくんですよねぇ。
力強いのか湖月さん？　足腰弱いのか今井さん？とちょっと疑問が。
両方だったりしてね（苦笑）。

湖月さんは、最初に歌姫として登場する時は赤のドレスで。
なんだかモンローのような雰囲気と言うか、あくまでも女性で登場。
あまり男役出身と言う感じがなくて驚きだったんですけどね。
ジェーンに変わった瞬間、トレンチコートにジーンズ。
足の長さと言い、スタイルと言い・・・さすが男役カッコ良い！！って感じでした。
ヒッコックと結婚して、ジェニーが生まれて、母親としてドレスで登場。
最初の赤のドレスと違って、個人的には違和感を感じました。
ヒッコックが出て行った後、オニール夫妻にジェニーを預ける事になるんですが
やっぱりジェーンも母親だから苦渋の決断だったんだと思いますよね。
二幕目で、飲み屋のショウ登場するジェーンは歌もダメ、踊りもダメ、
接客もダメとダメダメ尽くしなんですが
ミニのドレスから伸びる足の綺麗さに釘付けで・・・
（あんたは男かって言われそうだけど）
バッファロー・ビルに付き添ってもらってジェニーと再会するシーンでは
衣装さんに借りたド派手なドレスで登場。
一瞬、引き気味のバッファロー・ビルの気持ちはわからないでもないんですが
再会に失敗して傷心のジェーンが次の公演地（バルチモア）には行かない
と言う意思表示をするとバッファロー・ビルは彼女の意見を尊重して
１人で去って行くんですよ。
彼なりの優しさだったのかもしれないけど
「えっ、置いてっちゃうの？連れて行こうよ」が私の気持ちだったんですよねぇ。
後でプログラムを見たら今井さんが「娘との再会に失敗して傷心のジェーン、
俺なら一緒にバルチモアに連れていく」と言ってて
どこかジェーンに恋心ある男なら普通はそうでしょ。
「今井さん流石！」って心で拍手しちゃいました。
と言うか、私が一緒に連れて行かれたい（妄想突入中）。
やっぱり、私は男目線で舞台を見てるんだろうか？。

大浦龍宇一さん演じるバーク。
マラリアが流行った時、店内を消毒しまくる姿も笑えましたが
エプロン姿が似合ってるのか似合って無いのか笑い止まらず。
ファンの方には申し訳ないんですが、クレープ焼いてる姿が
想像出来てしまいました(^^;)

今回、最大のツボはグリム夫人。
インディアンに捕まれば、インディアンより強そうだし
マラリアが流行って初めての買い物に来た時は、
どうみてもマラリアに勝ちそうな感じだし
かと思えばキリスト教若妻会を作ったとチラシをバークの店に
持って来た時も「キリスト教若妻会、馬鹿妻会じゃないわよ」と
真面目な顔で笑い取るし。
一回観たら忘れられない、すごいキャラクターでした。

ピアノ弾きのお兄さんも小芝居してました。
ワンシーンだけピストル撃つんですけど、これが凄い腕前で（苦笑）。
あんたピアノ弾いてる場合じゃないわよって感じでした。
まさか、そんな小ネタが仕掛けられてるとは。

小林十市さん、ナレーターの時に軽くステップは踏んでたけど
ジム・オニールで登場したら落ち着いた紳士だったので
今回はこの程度なのかなぁなんて思っていたら・・・
ウェスタンショーで本領発揮のダンスシーンがありました。
さすがはバレエダンサーって感じでしたねぇ。

バラエティに富んだメンバーで、笑いありチョット涙もあり
でも、あっと言う間の３時間が過ぎて行きました。
もう一回くらい見たかったけど、会社が都内じゃないですし
期間も短いので仕方ないかなぁとは思っています。
一回だけでも、今井さんを十分堪能出来たから満足です。

余談ですが、ヒッコックって二丁拳銃なんですよ。
観た瞬間「鞍馬天狗？　月光仮面？」と考えちゃったんですが
帰宅後父に確認したら「鞍馬天狗は二丁拳銃じゃないよ。片岡知恵蔵」と一言。
ここで「あぁ～多羅尾伴内だ」と思い出せた自分に呆然でした。
あんた幾つなんだよって言われても仕方ないです。
チャンバラ好き、こんなトコで役立っても仕方ないんだけどなぁ。
でも、月光仮面は確かに二丁拳銃です。

2008-04-13 12:03 nice!(2) コメント(6) トラックバック(0)
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月光仮面は知ってるけど
鞍馬天狗に多羅尾伴内って松尾伴内なら
知ってるけど（笑）

今日、モラタメさんから貰ったコーヒー飲みました

コーヒーの香りとコクとミルクの甘さが絶妙とは言えませんが
それなりにバランスが良くて美味しかったですよ
by らみあす (2008-04-14 02:47)

>らみあすさん

niceとコメント有難うございます。

片岡知恵蔵さんが「七つの顔を持つ男」で演じたのが
多羅尾伴内です。松尾伴内さんの芸名はココから来てるんですよ。

鞍馬天狗は、嵐寛寿郎さんや市川雷蔵さんが演じてました。
最近はNHKドラマで野村萬斉さんが演じて話題になりました。
時代劇好きじゃないと余り知らないかもしれませんね。

コーヒー、美味しかったようで良かったですね（＾＾）。
また、良いもの当たると良いですね～
by 瀬木あおい (2008-04-14 20:03)