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『ルドルフ~ザ・ラスト・キス』(モートン)【集英社文庫 モ11-1】 [読書日記]

4月中旬位から読み始め、舞台の千穐楽から約2ヶ月、ようやく私も千穐楽(笑)。

なんせ登場人物が多い上に当たり前だけど全員がカタカナだから、
途中で誰が誰やらわかんなくなっちゃう(笑)
それが忘れた頃に再登場するから、行きつ戻りつで進まないのなんの。
さらに途中で違う本に浮気するから益々進まない。
少し期間を置いて読み返したらスッキリ進むんでしょうか。

この物語は、男爵令嬢のマリーと皇太子ルドルフが、マイヤーリングの別荘で
ピストルによる心中した実在の事件を題材にしています。

マリーとルドルフの行動に賛同は出来ないけど、
時代に翻弄された皇太子ルドルフの気持ちは少しだけ分かります。
もしルドルフ皇太子が死を選ばなかったら…時代はどう変わっていたんでしょうね。
ハプスブルク家はもう少し続いたでしょうか?
ウィーンは? ドイツは?と史実だけに考えてしまう部分も沢山。
文章力が無いので、上手く書けませんが。

怒涛のスケジュールで観られなかったミュージカル『ルドルフ』。
宮本亜門さん演出、ルドルフを井上芳雄さん、マリーを笹本玲奈さん。
「失敗したなぁ」と本を読んで後悔しましたねぇ。
再演があるなら、その時は観たいと思っています。



【あらすじ】
1889年1月30日、マイヤーリングの森に、2発の銃声が轟いた。
皇妃エリザベートの息子であるオーストリア皇太子ルドルフと
17歳の男爵令嬢ヴェッツェラが謎の死を遂げたのだ。
この瞬間から世界は目に見えて誤った方向へ進み始める。
激動する世界情勢のなか、19世紀末ウィーンを舞台に苦悩する若き日の画家クリムト、
神経科医フロイト、劇作家シュニッツラーなどの青春群像も併せ描く歴史物語。

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コメント 4

いちご

ルドルフは原作本には書かれていないエピソードばかりでね~(^o^;

井上くんはノーブルな役がよく似合います。
曲もすごくよかったしCD出ないかな~♪

エリザベートのマイヤーリンクのシーンが感慨深くなりそうですね。
あっちはトートにいざなわれてですけど(笑)

そうそう名古屋のエリザパンフにレミゼの情報(キャストやチケット発売日とか)が載ってるらしいです(^-^)

by いちご (2008-08-04 19:43) 

瀬木あおい

>いちごさん

コメントありがとう(^_^)

亜門さん、オリジナルエピソードで原作無視かい(笑)
本を読む限り、井上&笹本コンビにピッタリな感じだね。

12日、ひと足早く名古屋入りするので、レミゼのチラシ貰ってきまーす。
待っててね~
by 瀬木あおい (2008-08-04 19:55) 

らみあす

再演あるといいですね~
再演ある時は今度は見逃さないようにね
by らみあす (2008-08-05 20:05) 

瀬木あおい

>らみあすさん

niceとコメントありがとう

再演の時は見逃さないようにしまーす。
by 瀬木あおい (2008-08-05 21:08) 

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