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『RENT』を観にいってきました [ミュージカル(東宝)]

シアタークリエで上演中の『RENT』を観にいってきました。

今日は私にしては珍しく夜の部を友人と一緒に観劇予定。
彼女がコリンズ役で出演中の米倉利紀さんファンと言うこともあり
今回は一緒に観劇となりました。

久々に会うし舞台は夜と言うこともあり
早めの待ち合わせで買い物と遅めのランチ&ティーを楽しんでから劇場へ。

ランチとティータイムについては別にご紹介します。

【キャスト】(敬称略)
マーク:森山未来
ロジャー:K
コリンズ:米倉利紀
ミミ:DEM
エンジェル:田中ロウマ
モーリーン:Mizrock
ジョアンヌ:shiho
ベニー:白川侑二朗

前に上演された日本版『RENT』は観ていないので比較出来ませんが
新演出と言うことで随分と変わっていると思います。
日本版のCDで聞いていた『シーズン・オブ・ラブ』とも歌詞違うし…。
『ホワット・ユー・オウン』も知ってる歌詞とはずいぶん違ってましたね。
今回の歌詞の方が原曲に近いのかもしれないですけどね。

出演者は個性的で良いんだと思いますが、バンドの音が大きいんでしょうか?
どうしても歌詞がクリアに聞こえなてこないんですよね。
これじゃNYキャストで観ても大差なかったかも状態(--;)。
どんな状況でもハッキリ、クッキリの四季メソッドの発声って
凄いんだなぁと改めて思いましたね。
長年の観劇で身に付きすぎてしまった四季メソッド。
いやぁ・・・慣れって恐ろしいです(苦笑)。
(歌舞伎も狂言も言い回しが難しいだけで聞き取りやすいですしね)

森山未来さんとshihoさんのダンスは良いと思います。
2人のタンゴはコメディの要素も多くて、滅多に見られるものじゃないかも(笑)。

オープニングから少しして、Kさんが部屋で歌うシーンがありますが
この時だけはクリアに聞こえてきて、上手いなぁと聞き入ってしまいました。

田中ロウマさんのオネエきゃらは上手すぎてビックリ。
もう・・・クリス松村さんにしか見えな~~~~いって感じ。
ただ、エンジェルとして上手いんじゃなく、キャラが上手いんです。

友人は肯定的に観られるタイプだから満足のようでしたが
私はまず斜めから観るところから始める癖があるせいか
今回もチョット…って感じで引き気味でした。
随分前の『オペラ座の怪人』みたいに「金返せ!」まで行かないけど。
客層も普段のミュージカルとは違うし、ミュージカルなんだけど
ミュージカルじゃない舞台が展開してて馴染めなかったですねぇ。

カーテンコールで客席総立ちの状況ではありましたが
スタンディング・オベーションって言うのは「ブラボ~~~」って事でしょ?
私全然「ブラボ~~~」じゃないんですもん。
客席に埋もれててカーテンコールの後半は全く見えませんでしたけど
別に立ってまで見たい人が居るでもなし、最後まで埋もれてました。

たぶん、日本では身近な人がAIDSだとカミングアウトしたり
感染した友人が亡くなると言う事が余り無いだけに
作品が伝えようとするメッセージを受け取りにくいんです。
だから、なおさら素直に舞台を楽しめなかったのかもしれません。

ひとまず映画の『RENT』を観てみようかと思っています。
こちらが面白いと感じれば、今回の演出が私の感覚に合わないんだと思うし
こちらもイマイチなのであれば、作品が私に合わないんだと思います。
確かに、予習にと買ったNY版のCDは一回しか聴いてないんですよね。
案外、作品が私と合わないのかもしれないなぁ。


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瀬木あおい

>ぎぃさん

niceありがとう^^
by 瀬木あおい (2008-11-16 20:16) 

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