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『黎明に叛くもの』(宇月原晴明)【中公文庫 う-26-1】 その4 [読書日記]

ようやく読み終わりました~。
少し時間がかかりましたが、面白かったです。
650ページほどあるのですが、長いとは思いませんが
読むのが遅いので時間がかかってしまいました。

第4部(C★ノベルズ版『本能寺の禍星』)


一章:謙信の元に久秀登場。
しかも散々煽って実は幻?みたいな状況。
どっちが幻?

二章:久秀は道三が生きているのでは?と思い
三つ子の尼御前に捜索を依頼しますが御首を発見。
果心が生きているかのように動き始め、
どうやら亡くなった道三が操っている気配。
道三が乗り移った果心と話した後、
久秀が息子の久通と共に動き始めます。
残り三章、久秀・久通親子の運命はどうなるのか?
果心は? 
三つ子の尼御前は?と気になること沢山。

三章:光秀が再び信貴山城へ。
平蜘蛛のせいなのか稲葉山城の夢を見ます。
そして久秀は波山の法を光秀に伝えたのか?
色々な疑問はありますが、久秀の派手な最期が描かれます。
果心は?
平蜘蛛は?
信長に届いた首は久秀と久通?
もしや久秀と道三?
最期まで謎の多いお方で(苦笑)。

四章:謙信のもとに久秀が飼っていた蠍が登場。
この蠍に刺されて謙信が亡くなります。
久秀、執念?

織田の鋼鉄の船が登場するのを見つめる三つ子の尼御前と果心。
山の違う場所から編み笠を被った一人の男も
海を見つめているのですが、この男…もしや久通?

五章:波山の法を受け継いだ光秀が動き出します。
本能寺、しかけたのは光秀? 久秀? 果心?
読む人により取り方は色々かもしれないです。
読んだ話すら平蜘蛛が紡いだ夢かもしれませんし。

気になる方は手にとってみて下さい。
タグ:宇月原晴明
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コメント 2

らみあす

こんばんは
私には650ページは無理です^^
by らみあす (2009-03-11 21:56) 

瀬木あおい

>らみあすさん

niceとコメントありがとう

文庫4冊版も出ているので
少しずつチャレンジしてみませんか?
こちらなら一冊150頁くらいですし。
by 瀬木あおい (2009-03-12 20:39) 

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