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「ぬしさまへ」(畠中恵)【新潮文庫 は-37-2】 [読書日記]

畠中恵さんのしゃばけシリーズ第2作。

【あらすじ】(裏表紙から抜粋)
きょうも元気に(?)寝込んでいる、
若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。
おまけに難事件もめいっぱい。
幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、
新品の布団から泣き声が聞こえたり…。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。
ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。
ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、
シリーズ第二弾、ますます快調。

今回は短編集です。

仁吉の思い人が実は若だんな祖母(実は妖)だった事が発覚。

「しゃばけ」では一太郎がこっそり会いに行こうとしていた
兄の松太郎が奉公する桶屋が火災になり、
長崎屋に世話になることになっていた。
(しっかり一太郎には「兄さん」と呼ばれてるし)。

幼なじみの栄吉の菓子を買った御隠居が亡くなって
まさか栄吉が犯人?と思われた所が意外な事実が発覚。

新調した若だんなの蒲団が夜中に泣き出して
実は五布をオーダしたのに、納品されたのが四布だった。
文句を言いに行った先で番頭さんが死んでた・・・。

なんせ偶然にしても病弱なのに事件に遭遇しすぎでしょ?
って言うくらい若だんなの周りでは事件がいっぱい。
今回も妖と協力して数々の事件を解決です。

長編は辛いと言う方に、短編なので読みやすいですよ。
ぜひ一度、しゃばけワールドに足を突っ込んでみては?
あんがいキュートな妖にハマっちゃうかもしれませんよ~。
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