SSブログ

「陰陽師 夜光杯ノ巻」(夢枕獏)【文春文庫 ゆ-2-20】 [読書日記]

陰陽師シリーズの短編集の最新刊です。

既に買っていた長編の『滝夜叉姫』を横に追いやり、
短編集だからとコチラを先に読み始めました。

【あらすじ】(裏表紙より)
博雅のもとを夜な夜な訪れる異国の美しい女性。
語れども声は聞こえず、哀しい眼で見つめ、
翌朝には、残り香とともに消えるその女が
気になった博雅は、晴明に相談する。
晴明は、帝より博雅が賜ったという、吉備真備が
唐より持ち帰った音の鳴らぬ琵琶に興味を惹かれる。
果たして女性の正体は?
「月琴姫」など全九篇を収録。

相変わらず、博雅と晴明は夜毎に晴明の館で
庭を眺めながら簀の子の上に座して酒を飲んでいます。
酒を注ぐのは式神、時に博雅の笛が肴になることもあります。

博雅自身が問題の元になっていたり、晴明自身が問題を見つけたり
芦屋道満に賀茂保憲ら陰陽師の方々が来たり
時には博雅の笛や蝉丸法師の琵琶が役に立つ事も。
知り合いの坊さんや物怪が訪ねてくることも多いです。
しかし、よく色々と発生するもんですよね~。

寝る前だけでは気がすまず、劇場の行き帰り
さらに休憩時間を利用して一気読みでしちゃいました。

nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 3

little_snow

こんにちわ。
陰陽師は読んだことないんだけど、夢枕獏
さんの小説ってけっこう好きだなぁ♪
短編だけど、「超高層ハンティング」とか
スピード感があってわくわくしちゃいますよ。
by little_snow (2009-12-20 12:14) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとう
by 瀬木あおい (2009-12-20 19:50) 

瀬木あおい

>little_snowさん

niceとコメントありがとう

ホラーが苦手だから、ずーっと獏さんを避けてました。
今でも「黒塚」と「陰陽師シリーズ」だけなんです。
オススメの短編集、読んでみようかなぁ。
by 瀬木あおい (2009-12-20 19:54) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。