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「陰陽師-滝夜叉姫(上)」(夢枕獏)【文春文庫 ゆ-2-17】 [読書日記]

陰陽師シリーズにしては珍しい上下2冊の長編です。

[あらすじ]
平安の都では、奇妙な出来事が次々と起きていた。
巨大な蜘蛛が牽く車が姿を現し、孕み女が、
たてつづけに腹を裂かれて殺された。
そんななか、顔にできた瘡が突然しゃべりだした
平貞盛に晴明と博雅が呼び出される。
それらは、やがて都を滅ぼす恐ろしい陰謀へと繋がっていく…。
陰陽師シリーズ待望の傑作長編。



時代的に重なるので不思議では無いのですが
道満、晴明、保憲らの陰陽師に加え、将門までもが登場。
現時点の話を中心に、将門が討たれた時の話など
回想や報告のような形で話が展開していきます。
貞盛の瘡…貞盛自身と言い争いするんですよ。
この瘡が話のポイントのようですね~。
さらに夜中に釘を打つ女が来ちゃう家があったりするし。
これは晴明が無事に解決します。
上巻は将門が藤太に討たれた所で終わるのですが
京で起きている事件と将門…どう繋がっていくのでしょうね~。
下巻が楽しみです。

平安の街…こんなこと年中起きてたんですかね?
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コメント 3

まるこ

陰陽師…夜叉…興味しんしんです。
地元は安倍清明のゆかりの地だから一度探索しようと思ってるんだけどー(^^)
by まるこ (2010-02-08 10:54) 

瀬木あおい

>ジンボさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-02-09 08:07) 

瀬木あおい

>まるこさん

夢枕獏さんの陰陽師シリーズは、
映画やドラマにもなりましたが
やはり本が一番だと思ってます。
晴明&博雅コンビが良い感じに活躍で
晴明好きにはたまりません(^^)

大阪は巡っていませんが
京都の晴明神社と一条戻り橋には
かつて御利益を頂きに伺いましたよ~。
by 瀬木あおい (2010-02-09 08:11) 

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