「タクミくんシリーズ　誘惑」（ごとうしのぶ）【角川ルビー文庫　R10-22】：あおいの感激日記：SSブログ

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「タクミくんシリーズ　誘惑」（ごとうしのぶ）【角川ルビー文庫　R10-22】　[読書日記] [編集]

ごとうしのぶさんのＢＬものです。

いくら小説でも男同士のカップルなんてNGと言う方は
ココで迷わずＵターンしてくださいね～。

【あらすじ】（裏表紙より）

「このままだとオレは託生を見失いそうなんだよ」
文化祭前の賑わいをみせる祠堂学院。
その中で、ギイは託生の亡き兄に似ている
一年生・渡辺綱大の存在がきっかけで、不安と焦りを感じ始めていた。
一方、表向きは普段とかわらないが、どこか
いつもと違うギイの様子に戸惑いを隠せない託生は…!?
こんなに好きなのに、届いていないような気がしてしまう。
恋に、進路に、様々な想いが交錯する注目の２学期バージョン！

現時点での最新刊「誰かが彼に恋してる」で
久々にタクミくんシリーズを読み、
少しずつ旧作へと逆流している事もあり
話が繋がっていると時系列がおかしくなるんです(苦笑)。
そして今回も完全に結論から読んでる状態(-_-;)。

普段は自信満々なのに、託生くんの事になると
急に自信が無くなるギイが妙に可愛く見えたりします。
本気で託生くんを好きだからなんだろうけど
託生くんも思わせ振りな所があったりするから
ギイの不安な気持ちも分からなくは無いんですよね。
しかし、どんな状況でもギイはカッコいい。
託生くんも、もっと素直になれば良いのに。
ラストシーン、ギイの寝込みを襲ったのは誰だったのか？
「誰かが彼に恋してる」で二人の関係が微妙なのも
この事件が関わっていたりするものの、犯人は不明なまま。
ただいま、あのコかも？このコかも？と推理中です。

今回は文化祭の劇が「竹取物語」に決まったり
屋上で勉強会ならぬ弁当会を開催していたり
更には化学準備室でポップコーンを作ったり
三角フラスコでコーヒー淹れてたり。
二人を取り巻くキャラも相変わらず強烈だし。
しかし、三角フラスコで淹れたコーヒーは
カップに入れたとは言え、飲むには勇気が要りそう。