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「ひとり膳 料理人季蔵捕物控」(和田はつ子)【時代小説文庫 わ 1-12】 [読書日記]

料理人季蔵のシリーズ第11弾です。
気づいたら既に12弾が発売中なんですよ~。


表紙の鰤・・・いくらなんでもデカすぎでしょ(笑)。

【あらすじ】(裏表紙より転載)
江戸に梅が咲き始めた如月、一膳飯屋“塩梅屋”では、梅見弁当の準備がはじまった。
先代長次郎が生前、書き残していた「能代春慶、
三段重提げ弁当、梅見鰤、ひとり膳」と言う言葉が気になる主の季蔵…。
そんなある日、おき玖は父・長次郎を偲ぶ梅見へ出かけたが、
大雨が降り始め、梅の木に雷が落ちたという知らせが塩梅屋に入った。
おき玖を案じた季蔵が急いで迎えに行くと、
屋敷内で“夜光の珠”が盗まれたと大騒ぎになっていた―。
「梅見鰤」「饅頭卵」「吹立菜」「ひとり膳」の全四篇を収録。
料理に支えられ生きてきた者たちの、人を想う
切なさとあたたかさに溢れた大人気シリーズ第十一弾!
初めは梅見におき玖が出掛けたり、瑠璃の調子が良かったりしていたのが
おき玖が梅を見に出掛けた先で雷に遭遇した辺りから
チョット話の雲行きが怪しくなり始めました。

今回は、常連よりもおき玖を迎えに行った先で
知り合った人たちが各々繋がっていて、最終的には先代の長次郎にまで繋がります。
しかし、知り合った人が次々に亡くなってしまい…
なんだか今回は話が重たかったです。

烏谷の旦那も塩梅屋の常連も余り登場しませんが
今回は、おき玖や田畑、松次親分などの活躍が目立ちます。
特に田畑のイメージは酒飲み、松次親分はグルメ。
手練れとは言われてましたが、目立った活躍は無く半信半疑でした。
しかし、今回の活躍を見たら「腕は良かったのね~」でした(笑)。
三吉も随分と大人になりましたしね(^.^)。

料理はブリがメインで、梅見弁当に入っていた
ブリの照り焼きは美味しそうでした。
鹿肉は獣臭が強いみたいで、味噌と香草を使い
煎餅のように揚げた清草揚げは食べてみたい。
今回は、あまり塩梅屋の中での話がないせいか登場する料理は少な目でした…残念。

瑠璃の体調は気になるのだけど、豪助のおき玖への思いや
おき玖の季蔵への思い、季蔵の瑠璃への思いなど片道の思いばかり。
彼らの思いの行方なども含めて続きが気になりますね~。
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コメント 9

ろーるけーき

ブリの照り焼き美味しいですよね~大好きです^^
by ろーるけーき (2011-06-17 07:22) 

瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2011-06-17 22:53) 

瀬木あおい

>wattanaさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2011-06-17 22:54) 

瀬木あおい

>yanさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2011-06-17 23:08) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2011-06-17 23:11) 

瀬木あおい

>ろーるけーき様

niceとコメントありがとうございます

ブリの照り焼き美味しいですよね~。
私も大好きな一品で、このblogの何処かに
ブリの照り焼きレシピが…あるはず。
by 瀬木あおい (2011-06-17 23:14) 

瀬木あおい

>ばん様

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2011-06-17 23:14) 

沙羅朋

まぁ~ ホント デカ過ぎね~~(笑)
清草揚げ 私も食べてみたい~(*^ー^*)ノ
by 沙羅朋 (2011-06-18 14:58) 

瀬木あおい

>沙羅朋さん

niceとコメントありがとうございます

この魚、どうやって釣ったの?って感じですよね。
いくら鰤とは言え・・・これはデフォルメしすぎだと思います。

和田先生の文章を読むと
ますます季蔵の料理が食べたくなりますよ~。
ほんと美味しそうなんです(^^)。

by 瀬木あおい (2011-06-19 22:34) 

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