【録画】俳優祭：あおいの感激日記：SSブログ

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【録画】俳優祭　[歌舞伎] [編集]

今年１月に国立劇場で開催されてた俳優祭の模様が
９日のＥテレで夜に放送されていましたので
録画して日曜日の午後にユックリと拝見しました。

俳優祭の面白さは、普段は有り得ない配役や振りの作品があったり
歌舞伎では使わない題材を元にした新作歌舞伎とかもあり
正統派の作品と笑えてしまう作品が楽しめること。
かつて、白雪姫やタイタニックを題材にした新作がありました。
さらに幕間には役者自らが店主の模擬店も登場するんですよ。
プレミアチケットで、なかなか取れないので
実際に行ったことは無いんですが、いつか行ってみたい。

いつもは歌舞伎座での開催ですが、改装中の為
なんと37年ぶりに国立劇場での開催となりました。
前回は模擬店が無かったそうで、模擬店は初開催だそう(^.^)。

一、絵本太功記　十段目　尼ヶ崎閑居の場

【配役】(敬称略)
武智十兵衛光秀：市川染五郎
光秀母　皐月：坂東秀調
光秀妻　操：片岡孝太郎
武智十次郎光義：中村七之助
十次郎許嫁　初菊：中村梅枝
真柴筑前守久吉：尾上松緑
佐藤虎之助正清：坂東亀三郎

浄瑠璃：竹本喜太夫
三味線：野澤松也

二、殺陣田村
【配役】(敬称略)
中村勘九郎
市川海老蔵
中村扇雀
中村橋之助

三、質庫魂入替

【配役】(敬称略)
金冠の精・平将門：片岡仁左衛門
兜の精・八重垣姫：中村魁春
羽織の精・通人：中村勘三郎
太鼓の精・雷神：市川左團次
鉞の精・金時：市川團十郎
文箱の精・禿：坂東三津五郎
苧環の精・お三輪：中村時蔵
枕の精・宿場女郎：中村福助
女雛：中村芝雀
男雛：尾上菊五郎
奇妙院：中村梅玉

竹本連中
　浄瑠璃：竹本葵太夫
　三味線：鶴澤慎治
常磐津連中
　浄瑠璃：常磐津勘寿太夫
　三味線：常磐津一寿郎　ほか

絵本太功記は、ごく普通に上演されてました。
組み合わせが普段と違ったりはしてましたけど
特に見たこともないキャラとか台詞とかは出てきてません。
こういう役は染五郎丈は似合うなぁと思いますが
こんなにオーバーなキャラでしたっけ？

殺陣田村と質庫魂入替はダイジェスト放送です。

田村は着物と袴のみで顔も素の状態です。
勘九郎丈と海老蔵丈の組み合わせは、余り観る機会が無いかも。
扇雀丈の素での立ち回りも新鮮でしたし。
※大抵、綺麗なお姉さんですからね～。

質庫魂入替の入れ替わり方の凄さったら無いです。
その人とその人なんですか？な入れ替わり方に爆笑。
特に凄いと感じたのは、金時とお三輪、通人と八重垣姫。
コレ…字で書かれても笑えないんですよね～。
あの役者さんの技量があって初めて笑えるし
元のキャラを知ってると更に可笑しいと言う。
良くできてます。
ダイジェストとはいえ初見なんですが、
これはダイジェストてばなくジックリ観てみたい。