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画鬼・暁斎【後期】@三菱一号館美術館 [展覧会]

再びの暁斎、後期の展示を見に
三菱一号館美術館へ行ってきました。

image-20150830214010.png

前回は、日傘が必要だったけど
今日は、雨傘が必要な天気に。

有楽町からとも思ったのだけど
雨も降っていたし、東京駅を利用。
京葉線は、ほぼ有楽町の辺りに乗り場があって
その近くの改札は国際フォーラムを利用するときに利用しています。

普段は、フォーラムに繋がる階段しか使わないけど
今回は、地下通路から三菱一号館美術館へ潜入。
知ってたんですが、日傘を使いながらも太陽大好きなので
実は地下入口を利用するの初なんです。
と言いながらも、地下直結の入り口ではなく
一回地上に出ちゃう方から行きましたけど。
(傘持ってたし、そっちの方がラクそうだったから)

到着したのは11時過ぎ。
チケットカウンターで少し待ちましたが
前回ほどは混雑していない。
意外に空いてるのか?と思ったけどそうでもない。

最初の方は余り変化もないし、コンドル中心だから
前回じっくり見られなかった所を再確認と言う感じでした。
しかし、師匠によく似た絵だよなぁと思うものもあるので
そういう所は足が止まりますよね。
鯉や鳥なんかは特に。

暁斎の作品が登場しはじめる展示室へ。
ここも、前回来た時より人が多い。
と言っても、ぎゅうぎゅうな感じではないんですけどね。

前回、じっくり見られなかった暁斎の絵日記や画談を
人が居ない隙を狙ってチェックしてきました。
画談は、小さいサイズになったものがミュージアムショップにあるのですが
小さすぎて見にくいと言う難点がね・・・。
絵日記は、コンドルも登場してるんですよ。
このコンドルさんは、確かミュージアムショップで
お猪口の絵柄だったかになっています。

猩々暁斎画帖(三)の写真スポットがあるんです。
これ、うまくやると絵の中に入ったような写真が撮れるのですが
複数で行かないと出来ないと言う(笑)。
それだけ撮っても良いんでしょうけど、
のれんのように見えちゃうので、毎回素通り(笑)。
前回は、ガラ空きでしたけど・・・今日は撮影している方を見ました。

写真スポットが巨大なので、実物に期待すると拍子抜け。
え?こんな小さいのって感じなんです。
少し前に後期を観に行った友人が、同じことを言ってましたねぇ(笑)。

前回と入れ替わりは無さげでしたが
動物や妖怪は、足が止まってしまいますよねぇ。
特に鴉とか鷲とかは脚の先までリアルだし、
猿やミミズクなんて、毛並みのフワフワ感まで再現。
妖怪は、キュートなのが要るんですよねぇ。
よく見たら、提灯は「鈴が森」って書いてありました。
刑場ですから、こんなの出そうでしょ?

放屁合戦も列が出来ていましたが
前回じっくり見たので、今回は待ち行列の間を抜けて通過。
これにちなんで、芋系の品がミュージアムショップにありました。
いもけんぴは気になるけど・・・ラベルの所に
この放屁合戦の絵を使っているだけと言う・・・それ以上は言いません(笑)。

そして、今回行列が出来ていたのが春画のコーナー。
もう、おじさま、おばさま・・・好きねぇ(笑)。
前回来た時は、列もなく見放題でしたから(苦笑)
こんなのヴィジュアル系の兄ちゃんが歌ってるそのままじゃん
なんて思いながらジックリ見せて頂きましたけどね~。
今日は列も出来ていたから、素通りしちゃいました。
って言うか・・・仕切りが若干ですが左方向に移動したような?
さらに「18歳以下は大人同伴で」と言う記載は・・・この間もあったのだろうか?

最期の部屋は、前回と一部入れ替わっています。
この間、そこには骸骨ものが・・・今回は影絵状態かいとか
え?こんなに小さいのかい?とかね(笑)。

美人画中心なので、前回も観て気に入った作品を
今回も遠くからジックリ眺めてきました。
結構、今回はパスしたものも多いのですが
それでも1時間くらいかかって展示を見てきました。

やはり、暁斎は面白いです。


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コメント 13

moz

2回目の暁斎展に行かれたんですね。
なるほど、京葉線の方から行けば雨の時には濡れずに行くことができるんですね。
いつも丸の内の北口から、のんびりと歩いていきますが、良いことを教えて頂けました。
テレビで暁斎展やっていたから、混雑していたのかな?
色々なものがあって楽しい展覧会でもあるのですね。春画も放屁も美人画も色々なものがあって、2回は必要なのかもしれませんね。
by moz (2015-08-31 06:13) 

瀬木あおい

>mozさん

niceとコメントありがとうございます

最近は、前後期で入れ替えする展覧会が増え
2回見ないと全作品が拝めない事も。
暁斎は、何度見ても発見があるので
2回目でも楽しめました。

東京駅の地下は日本一の地下通路と言われていて
かなりの広範囲が地下だけで移動可能なんです(^^)。
地下鉄ほどJRは親切ではないので(笑)
案内板が少なくて迷子になることもありますけど。
丸の内北口からも地下を通って濡れずに美術館まで行けますよ。
ぜひ、東京駅の地下、探検してみてくださいね~。
by 瀬木あおい (2015-08-31 22:20) 

瀬木あおい

>tochiさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-08-31 22:20) 

瀬木あおい

>シルフさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-08-31 22:22) 

瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-08-31 22:22) 

瀬木あおい

>wattanaさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-08-31 22:23) 

瀬木あおい

>newtonさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-08-31 22:26) 

Ujiki.oO

瀬木あおい さん、こんばんは。 芸術先進国のお仏蘭西でも評価されたそうな「きょうさい」浮世絵師とは素晴らしい日本の歴史ですね。 素敵な時を過ごされましたね。 近代的美術館で展示されるとは夢にも思わず、電灯ではなくて、蝋燭の明かりで観ていたかも知れぬ当時の人々の鑑賞は、それはそれで趣きがあったに違いありませんね。 わざわざご訪問下さってコメントまで頂戴しました。 ありがとう感謝します。 これからも宜しくお願い致します。

http://create2014.blog.so-net.ne.jp/2015-08-28?#comm201508312153
by Ujiki.oO (2015-09-01 02:08) 

瀬木あおい

>Ujiki.oOさん

niceとコメントありがとうございます

狩野派と言う側面もあるので
動物画などのデッサン力には目を見張るものがあります。
狂っていたのは、暁斎の方ではなく時代だったのだろうと
作品を観ると感じますね。
今の環境で観る暁斎も良いですが
薄明りの中で眺める暁斎も趣があるんでしょうねぇ。
作品によっては、薄明りの下だと刺激的なのも・・・あるかなぁ。

また、ブログに伺わせて頂きますね。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
by 瀬木あおい (2015-09-02 21:41) 

瀬木あおい

>mangaharaさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-09-02 21:42) 

瀬木あおい

>(。・_・。)2kさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-09-02 21:42) 

瀬木あおい

>nandenkandenさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-09-02 21:43) 

瀬木あおい

>yanさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-09-06 21:19) 

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