モネ展【前期】@東京都美術館 [展覧会]
早目に出て「モネ展」の前期展示を観てきました。
開幕から数日は「入場まで何分待ち」
と言うツイートを結構見かけたので
30分待ちくらいは覚悟ででかけました。
後ろに予定もあったので、ランチタイムも含めて逆算。
11時半くらいに上野入り。
で、東京都美術館に着いてみれば・・・この結果(笑)。
開幕日は別として、最初の土曜日だよね?って感じです。
どうやら、開館の時からこんな感じみたい。
なんだか拍子抜けです~。
こうなると2時間は使える計算なので
入口でガイドツアーを借りる事にしました。
今回のナビゲーターは俳優の田辺誠一さん。
公式キャラの”かっこいいモネ”を描いた本人(笑)。
※かっこいいモネは、別記事でご紹介したいと思います。
今週、日テレのZIPとタイアップで
新解釈モネと言うコーナーが期間限定で登場。
これが凄い解釈で、その絵を見ると思い出してしまうと言うね(笑)。
いやぁ、参りましたわ。
今回のモネ展。
かなり凄い作品が並んでいます。
モネ自身、かなりのコレクターだったようで
かなりの数の絵画コレクションがあり、さらに自分の作品も手放さなかったため
亡くなった後に残された絵画がかなりありました。
これを受け継いだ次男のミシェルの遺志で、約150点の作品は
マルモッタン美術館へ全て寄贈されました。
その結果、美術館の名前が「マルモッタン・モネ美術館」と変わってしまった。
今回の展覧会は、このマルモッタン・モネ美術館が所有する作品90点を展示。
そのうちの7割がモネ自身が描いた作品となります。
今回、「印象、日の出」(東京前期のみ展示)、「雪の効果、日没」(東京全日展示)
「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」(東京後期のみ展示)
「デユルリー公園」(東京での展示はなし)の4点は滅多に貸し出されないため
間近で観られる貴重な展覧会と言われています。
「印象、日の出」は21年ぶりの来日なんだそうです。
21年前・・・25歳位なんだが・・・記憶が無いな(苦笑)。
実際に観た「印象、日の出」は凄い迫力と言うか
日の部分が凄い輝きを放っていました。
なかなか綺麗なので、前期展示を観に行くことをお勧めします。
モネが集めた作品の中には、ピサロやドラクロワ、ロダンなどの作品も多数ありました。
私の勉強不足で、知らない作家の方も沢山おられましたが
若かりし頃には風刺画も描いていたモネ。
実にユーモラスな画が10点近く並んでいました。
海外の新聞の片隅にありそうな感じの風刺画です。
やはり、モネと言ったらコレと言うのが「睡蓮」
どんだけ睡蓮描いてるの?と言う位
その展示室の端から端まで「睡蓮」って言う状況もありましたけどね。
実は、モネの自宅の庭なんだそうです。
いつも題材が目の前にあったら描きますよねぇ。
※近くの西洋美術館にも「睡蓮」所蔵されてるんですよ。
「しだれ桜」「日本の橋」などは連作になっています。
「日本の橋」とは言いますが、別に日本に来て描いたわけでは無く
自宅の庭に太鼓橋が作られていたそうです。
ぐる~~~~っと回って、出来たのは12時45分過ぎ。
約1時間くらいだったでしょうか。
まぁ、中は混雑しているとは言え全く見えないと言う状況は無く
音声ガイドと一緒に楽しむことが出来ました。
鑑賞マナーとしてどうなのよ?って方はいらっしゃいましたけどね。
マグリットのように吸い込まれることが少ないせいか
1時間ほどで観て回れる感じではあります。
印象派の絵が苦手な方には勧められないのですが
なかなか貴重な展覧会だと思いますので
一度観てみてはいかがでしょうか。
この後、福岡、京都、新潟と巡回予定です。
>wattanaさん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 21:59)
>xml_xslさん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 21:59)
>newtonさん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 21:59)
>yanさん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 22:00)
>大和さん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 22:00)
>mangaharaさん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 22:01)
>nandenkandenさん
niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-10-01 22:01)