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『Kー20 怪人二十面相・伝』を観てきました [映画]

普段は余り映画やドラマを見ないのですが、
今回は予告を観て面白そうだったので行ってきました。

要潤さんなんて最初だけで終わりだし、嶋田久作さんもワンシーンだけ。
葉子の祖父役の大滝秀治さんも、謎の紳士役の鹿賀さんも数シーンのみの登場。
いやぁ、贅沢な映画です。

「ALWAYS三丁目の夕日」の日テレと製作プロROBOTが再びタッグを組んだだけあり
レトロな雰囲気+あっちもこっちもCG、さらにコスプレ+ワイヤーアクション。
日本映画では滅多に見られないようなアクション映画に仕上がってる気がします。

本物の二十面相と平吉が戦うシーン、バックは全部CGですが凄い臨場感。
ただ、どうも明智小五郎は天知茂さんのイメージが強すぎて・・・
どうしても仲村トオルさんに馴染めなかったんですけどねぇ(笑)。


ここから、完全ネタばれなので映画を見る方は避けてくださいね。

最初に学術会議の会場に助手で登場した要潤さん。
実は、彼自体が二十面相が変身していたと言う設定なので
模型を盗み終わったら二度と出てきませんでした。
すご~~~く拍子ぬけ。

その後も、串田和美さんや嶋田久作さん、小日向文世さんなど
ちょこちょこっと登場してくる個性キャラ。
どこにいつ出てくるかわかんないから目が離せないんです~。

今回は予告で面白そうと思ったからと言うのもありますが
実はラカージュで鹿賀丈史さんにノックアウトされたものの楽日は行けない。
それならスクリーンで鹿賀さんを観ようと思い行ってきたんです。
(面白そうよりも鹿賀さんが出てるからの方が強かった[たらーっ(汗)]
最初は茶系のコートに帽子をかぶって登場。
よくよく見れば茶系のチェックのスーツに茶のネクタイ。
見落としましたが、たぶん靴も茶なんじゃないかと思うんですよね。
もう~~~スーツ姿の鹿賀さんとジョルジュがダブって目が[黒ハート]でしたぁ~~~。

留置場で平吉の部屋の向かいに一度二十面相の素顔を見たという男が居て
「俺が見た二十面相は頬に傷がある年配の男だった・・・」と言われるのですが
実は鹿賀さん演じる謎の紳士も頬に傷があるんです。
おかげで二十面相を見るたびに「鹿賀さま~~~[黒ハート]」状態。
58歳のオジサマが吹き替えなしでアクションしてるとは思えませんえけど(笑)。
最後のオチまではすご~~~く楽しませて頂きました。
でも、オチがわかったあとでも私の中では二十面相は鹿賀さんなんです。

金城武さんは修業中のシーンはスタントやCG無しでやっていたそうなのですが
すごく体を張った演技で、今回の平吉役はハマってた気がします。
しかし、何より凄かったのは松たか子さん。
「良家の子女のたしなみです~」と護身術やらヘリの操縦など意外な一面をみせます。
でも、すご~~く葉子さまはお姫様なのにキュートで強い。
明智の婚約者ですが、続編があるなら平吉と添わせてあげたいなぁと思いますね。

【キャスト】(敬称略)
遠藤 平吉:金城 武
羽柴 葉子:松たか子
明智 小五郎:仲村 トオル
源治:國村 隼
菊子:高島 礼子
小林 芳雄:本郷 奏多
シンスケ:今井 悠貴
浪越警部:益岡 徹
謎の紳士:鹿賀 丈史

【監督】
佐藤 嗣麻子

【あらすじ】
 1949年の架空都市<<帝都>>
 学術会議場から、無線送電システム”テスラ装置”の模型が盗まれる事件が発生する。
多くの参加者の前で、大胆にも模型を持ち去ったのは、帝都を震撼させている
正体不明の大怪盗・怪人二十面相だ。早速、名探偵・明智小五郎(仲村トオル)、
その助手小林芳雄(本郷奏多)、浪越警部(益岡徹)が現場検証を行うと、そこには
変装用のマスクが残されていた。
 一方、グランドサーカスでは、曲芸手品師・遠藤平吉(金城武)が子供たちの前で
ショーを繰り広げていた。サーカス団で働く子供・シンスケ(今井悠貴)は平吉に憧れの
まなざしを注いでいる。ショーを終えた平吉が楽屋へ戻ると、謎の紳士(鹿賀丈史)が、
札束をちらつかせながら平吉に話をもちかけてきた。その依頼とは、明智小五郎と、
羽柴財閥の跡取りである葉子(松たか子)の結納の様子を写真に撮ることだった。
 羽柴ビルの最上階で行われていた結納の儀を隠し撮りしようとした平吉。カメラの
シャッターを押すと、突然爆発音が響き、参列者で埋まったホールが煙で包まれる。
怪人二十面相から"羽柴財閥が持つブリューゲルの「バベルの塔」を頂戴する"との
犯行予告を受け取り、この日、厳重な警備を行っていた軍警は平吉を二十面相として
逮捕。平吉は二十面相の仕掛けた罠により、二十面相に仕立て上げられてしまったのだ。
 刑務所に護送中の平吉を救い出したのは、サーカス団のカラクリ師である
源治(國村隼)とその仲間たち。源治の裏の顔は泥棒であり、平吉は源治とその妻の
菊子(高島礼子)が暮らす泥棒長屋に案内される。しかし、泥棒を嫌う平吉は長屋を
飛び出してしまう。そして、サーカスに戻ろうとするが、既にテントは軍警によって
焼かれたあとだった。呆然と彷徨う平吉が街で見たのは、自分の指名手配のポスター。
完全に行き場を失った平吉は、シンスケと再開し、孤児たちが集まる地域"ノガミ"に
向かう。たくさんの浮浪児を目撃した平吉は、浮浪児たちの為に戦う決意をし、長屋に
戻る。そして、代々伝わる泥棒修行のノートを源治から借りて、修業を始める。
それは、もちろん悪事を働くためではなく、二十面相を捕まえ、無実を証明して
サーカスに戻るためだった・・・。
 着々と力をつけた平吉は、ある日のこと、二十面相に追われた葉子を助け、長屋に
連れてくる。葉子はなぜ狙われたのか?二十面相が平吉を嵌めた理由とは?
 平吉は、葉子と、その婚約者の明智、源治らとともに、二十面相の真の狙いに迫る
べく、とある計画を立てる。かくして、戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。
果たして、罪を着せられた平吉は、無実を証明することができるのか?
怪人二十面相に扮した平吉が、本物の怪人二十面相に戦いを挑む!


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ぎぃ

2008年最後の更新のご挨拶回りしています。
今年もお世話になりました!
よいお年をお迎えください♪
また来年もよろしくお願いします^^

追伸・ワタシの来年の初鑑賞はこの映画です^^
by ぎぃ (2008-12-28 22:58) 

瀬木あおい

>ぎぃさん

こちらこそお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

Kー20、素直に面白いですよ。
ツッコミ所も満載でしたし。
by 瀬木あおい (2008-12-29 09:57) 

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