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歌舞伎座『御名残三月大歌舞伎 第一部』 [歌舞伎]

100322_1023~0100010001.jpg御名残三月大歌舞伎の
第一部を観てきました。
先日、49日を示していた
劇場前のカウンターは40日に。
徐々に別れの日が近づいていますね(;_;)。


一.菅原伝授手習鑑 加茂堤

 桜丸:梅玉
 斎世親王:友右衛門
 苅屋姫:孝太郎
 三善清行:秀調
 八重:時蔵

二.楼門五三桐

 石川五右衛門:吉右衛門
 右忠太:歌六
 左忠太:歌昇
 真柴久吉:菊五郎

三.女暫

 巴御前:玉三郎
 蒲冠者範頼:我當
 轟坊震斎:松緑
 女鯰若菜:菊之助
 猪俣平六:團蔵
 武蔵九郎:権十郎
 江田源三:彌十郎
 東条八郎:市蔵
 根井行親:寿猿
 局唐糸:家橘
 茶後見:隼人
 木曽駒若丸:萬太郎
 紅梅姫:梅枝
 木曽太郎:松江
 手塚太郎:進之介
 清水冠者義高:錦之助
 成田五郎:左團次
 舞台番辰次:吉右衛門


菅原伝授手習鑑は何度も観ていますが、
寺子屋が多く加茂堤は初めて観る段でした。
孝太郎丈の仮屋姫はかなり可愛らしかったですが
駆け落ちした斉世親王と仮屋姫を追って行った桜丸に代わり
牛車をひいて帰ろうとする桜丸の妻の八重は更に可愛い。
牛が動いたときはビックリでしたね~。

楼門五三桐は久々に観ました。
吉右衛門丈の五右衛門は楼門の上、菊五郎丈の久吉は下。
短い段なのですが、上下だからこその面白さがあります。

最後は女暫。
通常、暫くは男なんですが、これは女。
花道奥から「暫く~」と声がかかるのかお約束です。
玉三郎丈演じる巴御前は、花道の途中で座り込みます。
どんな事があっても動かない頑固さが面白い。
舞台上に居る人物全員が巴御前から見たら
敵なのかと思いきや…仲間が混じっていたりも。

暫は最後に主役が六方を踏みながら下がっていきますが、女暫は主役が女。
立役の役者に六方の指導を受けながら下がって行きます。
主人公の性別を変えてみたりする所に
歌舞伎の面白さがあったりしますね。
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瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-03-23 08:20) 

沙羅朋

そうそうたる顔ぶれですね~♪
カウントダウンが進み 寂しくなりますね
歌舞伎は余り観ませんが
私は吉右衛門さんが好きです^^
by 沙羅朋 (2010-03-23 08:52) 

瀬木あおい

>沙羅朋さん

niceとコメントありがとうございます

流石はさよなら公演 で
毎月の顔ぶれがかなり豪華です。

私の周り、吉右衛門さん贔屓の方が多いんですよ。
素敵な役者さんですよね。
私は勘三郎さんと染五郎さん贔屓です。
by 瀬木あおい (2010-03-23 20:32) 

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