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「星の王子さま」(サン=テグジュペリ、河野万里子 訳)【新潮文庫 サ-1-3】 [読書日記]

出版から六十年を迎えた2006年、河野万里子さんによる
新訳の星の王子さまが新潮文庫から発売されました。
かつて学校の図書館で借りて読んだのは
たぶん岩波書店発行のものだったと思いますが
子供向けにしては少し難しかった覚えがあります。
(挫折した記憶があって…結末が思い出せないんです)


【あらすじ】(裏表紙より)
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。
それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから
七番目の星・地球にたどりついた王子さまだった…。
一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、
刊行後六十年以上たった今も、世界でみんなの心をつかんで離さない。
最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

久々に読んだ星の王子さまは、こんな一方的なキャラだったか?と
チョット疑問に思いつつも、なんか憎めない王子。
新訳で随分とわかりやすい書き方にはなったものの
子供にはわかりにくい話のような気がしなくもないです。

色々な星で色々な大人に会うたびに
大人って変わっているなぁと思う王子様。
確かに、彼が出会った人たちは変わってるんですが
地球の中には同じような人が沢山いるような気がします。

いつか砂漠で王子様に会ったら、
「花は?」「ヒツジは?」と聞いてみたいですね。
きっと答えてなんてくれないんだろうけど。

本当に大切なものは、目には見えない

大人になったら、もっと見えなくなってしまうのかもしれません。
私たちも、見えない大切なものに気付かぬまま
通り過ぎているかもしれませんよね~。
ちょっと立ち止まって、深呼吸でもしたら見えてくるのかなぁ???
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コメント 6

yan

ボクも、大人になって、もう1度読み返しました。
でも、話は簡単なんですが、難解でした。(笑)
みんな、深読みしすぎなんじゃないか、なんて思ってしまいます。
by yan (2010-07-31 22:01) 

まるこ

ワタシは何度も読んでも王子さまが去っていくトコは泣けてしまう(>_<)
朗読CDも良いよ。
by まるこ (2010-08-01 21:59) 

瀬木あおい

>yanさん

niceとコメントありがとうございます

この訳で、子供時代に読んでいたら…
挫折しなかったかもしれません。
難解ですよね~。
by 瀬木あおい (2010-08-03 08:09) 

瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-08-03 08:10) 

瀬木あおい

>江州石亭さん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-08-03 08:10) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceとコメントありがとうございます

私は、去っていく所がイマイチすっきりしません。
結局「王子さまはこの世の人だったのか?」と
違う疑問が浮かんできちゃって(苦笑)。
by 瀬木あおい (2010-08-03 08:13) 

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