SSブログ

「ショパンはポップスだ」(清塚信也)【世界文化社】 [読書日記]

久々に休みの祝日。
文化の日だからではありませんが、音楽関連の本を読んでみました。
ピアニスト清塚信也さんのクラシック案内本です。
清塚さん演奏のCD付。
収録曲は
ベートーベン/ピアノ・ソナタ第23番 へ短調 作品57「熱情」 第1楽章
ショパン/舟歌 嬰ヘ長調 作品60
ドビュッシー/《ベルガマスク組曲》第3曲<月の光>
の3曲。

薄いし意外に字が少ないので、1~2時間もあれば読めちゃいます。
バロック、古典派、ロマン派、近代・現代の4ブロックに分け
清塚さん流に音楽史を語っています。
これが意外に分かりやすいと言うか…妙に納得(笑)。
全然その人の事なんて知らないのにね~(-_-;)。

たとえば
バッハの時代はカツラが流行していて、彼も装用。
(確かに音楽室の絵は…明らかにカツラだよね~)
で、オルガン演奏をミスったオルガニストに
「おまえなんかやめちまえ!」と自分のカツラを
とって投げつけたと言う逸話があるそう。
清塚さんは、『カツラはともかく、「ピアニストなんか
やめちまえ!」と言われないよう練習しないと…』。
気になるのはそこなのか?
※私なんて…毎回カツラが飛んでくると思う(汗)。

ショパンは今で言うアイドルみたいな感じだったとか
バッハとヘンデルは江戸時代生まれだったとか
清塚流の説明は堅苦しくないけど頭に入ってきてしまいます。
日本はちょんまげに袴姿の江戸時代、
海の向こうではバッハがカツラを投げつけていて
ヘンデルが「♪ハ~レルヤ ハ~レルヤ…」って
作ってたかと思うと、、、世界って広いね。
ショパンが誕生した頃、日本は黒船が浦賀に出た時代。
そうやって日本に照らし合わせていくとわかりやすい。

「コンサート・プログラムは、ソリストからのラブレター
プログラムもじっくり読むと色々なメッセージが隠れている」と清塚信也さんは話します。
次回の演奏会はラブレターをじっくりと読んでみようと思います。
そして演奏会の中でのトークも楽しませてもらいたいかな(^^)。
なんせ、一番近い演奏会は清塚信也さんですから(笑)。

タグ:清塚信也
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 2

瀬木あおい

>江州石亭さん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-11-05 19:46) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-11-05 19:47) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

マエケン 沢村賞たまには… ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。