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さよならドビュッシー@109シネマズ湘南 [映画]

映画『さよならドビュッシー』を観てきました。
利重監督、10年ぶりの長編監督作品だそうです。

原作は、数年前に宝島社が選ぶ
「このミステリーがすごい」大賞を受賞。
文庫化された時に購入して読みました。
(感想アップしてないんですけど^_^;)

作品が好きだったのもありますが
大好きなピアニスト清塚信也さんが、この作品で俳優デビュー。
ピアニスト役だから演奏シーンもあるんです。
これはファンとしては観ない訳にはいかない。

今日1日はファーストデイで1000円だから、有休を取り観てきました。
ミステリーっぽくない感じではありますが、
全編に流れるピアノの調べは心地よいし
私的には凄く弾きたくなっちゃう作品でした。
ドビュッシーの「月の光」やっぱり良いなぁ~。

しかし、演奏しているシーンはあるものの
演技もしちゃう清塚さんは新鮮でした。
ピアニストなんですが、探偵と言う役柄。
このシリーズの主役は、実は岬洋介なんです。
監督・・・続きも映画化してくれないかなぁ。

しかし、映画で『マゼッパ(リスト)』を聴くとは・・・ねぇ。
リスト好きですが、タイトルすら知らなかった曲ですから(笑)。
清塚さん曰く「ピアニストなら、演奏会では弾かない」と言う位の難曲らしいです。
スクリーンではそんな風には見えませんけど。
俳優デビューとは思えない位にナチュラルな演技。
ファンとしてはピアニストも俳優も両方楽しめてしまう
贅沢な時間を頂いた気がしました。

遥を演じた橋本愛さん、16歳とは思えない落ち着き。
この主人公、とんでもなく過酷な運命を辿るので
いろいろな場面で普通ではない演技を要求されます。
本では数十ページに渡り数カ月が過ぎている場面も
映画では数分で描かれているわけですし。
そうとう大変だったろうとは思うのですが
演奏シーンも含めて、とても良い役者さんだなと感じました。
監督のキャスティングはナイスだと思います。

二時間チョットの作品ですが、あまり長さも感じませんし
ストーリーが少し重い部分も原作ではあるのだけど
過酷な状況と言うのは表現しつつも重すぎない作りは
見ている側が「遙、頑張れ!」という気にさせてくれます。
クラシック好きでも楽しめるのでは?と私は思います。

最後に「え?」と言うどんでん返しが待ってますけどね。
原作だと「え~~~ そういう展開?」って思う人と
「やっぱりね~~~」って人がいるのかもしれませんが
映画だと「え?」って言う方が多いかもしれないなぁ。

気になった方、1000円デーを利用して映画館へ行ってみてください。

【キャスト】(敬称略)
香月 遙/橋本 愛
岬 洋介/清塚信也
香月 玄太郎/ミッキー・カーチス
新条医師/吉沢 悠
香月 徹也/柳 憂怜
香月 研三/山本 剛史
綴喜みち子/熊谷 真実
片桐 ルシア/相楽 樹
香月 悦子/相築 あきこ
鬼塚先生/清水 紘冶
加納/サエキ けんぞう
桃山校長/戸田 恵子
工藤先生/三ツ矢 雄二

監督・脚本/利重 剛
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コメント 4

yan

タイトルを見かけましたが、これってミステリーなんですね。

by yan (2013-02-02 08:11) 

瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2013-02-02 17:51) 

瀬木あおい

>yanさん

niceとコメントありがとうございます

タイトルからミステリーとは想像つかないですよね〜。
本で読む方がミステリーっぽいかもしれません。
映画は、ピアノがたっぷり楽しめますよ。
by 瀬木あおい (2013-02-02 18:02) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2013-02-02 22:43) 

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