没後180年 田能村竹田@出光美術館

開次さんの公演が終了したのが13時過ぎ。
そのまま初台から有楽町へと移動。
出光美術館に到着したのは13時半を回った頃。

今回の目的はコチラ

没後180年なのだそうです。

日本画に詳しいわけではないけど
そんな私も竹田は知っています。

出光美術館、ビルの１階に
おじさまが一人必ずいらっしゃいます。
最初に行った時は驚いたけど
何度かお目にかかっているうちに慣れました。
いわゆる受付嬢のようなものです。


チケットを買い、日傘を入口の傘立てに置き、
ロッカーに荷物を預けてから館内へ～。
（ここのロッカーは返金されるタイプだから預けた方がラク）

竹田は日本画ですから、はっきり言って8割掛け軸。
たまに扇子や屏風が出てきますけどね。
あ、陶器があると思ったら・・・作者違うとかありましたねぇ（笑）。

竹田が描いた自画像と言われている軸があるのですが
ほぼ同じ構図で青木木米が描いているんです。
今回は、それを並べて見比べることが出来るという
なんとも面白い企画展示をしていました。
ここまで似てたのねぇって感じですよ。

牡丹とか菊の花とか花びら一枚一枚が実に繊細かと思えば
鷺や鵞鳥はやけにアバウトだし、蟹ダイナミックだし。
ほんとに同じ人なの？っていう作品もあるんですよね。
たぶん、描かれた時代が違うんだと思います。
モノクロだったかと思うと鮮やかなカラーだったり。
しかし、入口付近の風景画は細かかったですねぇ。
どこに人？　鶴どこ？　門どこ？って探しちゃうくらい。
でも、その細かさが面白いんですよね。
見つけた時に「いた！」って言う発見が楽しい。

残念だったのは、入口から出口までず～～～っと話している老夫婦。
別に語っても良いんですけど、もう少しボリュームを落としてくれないと。
なんだか茶の間みたいだった。
しかも、ご主人が絵が好きみたいでアレコレ語るのですが
その情報は正しいのか？っていうものが多くて。
さらに奥様もかなりダイナミックな方で・・・そこでそうする？って事が
１つ、２つ・・・・３つ・・・まだあるな。

私と同じくらいのご夫婦も、時々語りだすというタイプで
最近の美術鑑賞は複数で来たら普通に話すものですか？
私は、美術館は息をするのも憚られるくらい静かに
鑑賞するものだと思っているのですがね。
それでも、1時間近くウロウロしていました。
そのしゃべる夫婦達を避けながら動いていた関係で
さほど広くもない美術館を1時間近くかけて巡ることになったという。

田能村竹田、なかなか楽しめる展覧会になっていると思います。
和物がお嫌いでなければ、一度行ってみることをお勧めします。
これだけ作品が並ぶのは久々だと思いますよ。

タグ：田能村竹田 出光美術館

コメント 8

>makimakiさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-06-30 21:36) 

>ぼんぼちぼちぼちさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-06-30 21:39) 

>xml_xslさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-06-30 21:41) 

>wattanaさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-06-30 21:41) 

>newtonさん

niceありがとうございます

by 瀬木あおい (2015-06-30 21:41) 

公演のあとに展覧会なんですね。すごいパワーですね　^^v
出光美術館の前の男性の方、いますよね。なんだか執事みたいで、美術館の格が上がるような感じ。とても良いと思います。
田能村竹田、知らなかったのですが、色々とあって面白そうです。
老夫婦の方、少し声が大きすぎたでしょうか? お話は良いと思うので、ただ他の方達の迷惑にならないようにしてもらいたいですよね　^^;
by moz (2015-07-01 06:20) 

>mozさん

niceとコメントありがとうございます

珍しく13時には終演する公演でしたので
行ける所は行っちゃおうかなぁと思って
色々とハシゴしてきました。
実は、コレだけで終わらないんですよ～（笑）。

田能村竹田はマニアックかもしれません。
どこまで名字だよって感じのお名前ですが（＾＾；）。
和物が苦手でなければおススメですよ。
あの、入口のおじさまに会いながらって言うのも・・・ね。

最近は、マナー違反とまではいかなくても
貸切気分の方にお会いすることが増えました。
もう少し、周りに気を使ってくれたらいいなぁと思いますね。


by 瀬木あおい (2015-07-01 22:54) 

>yanさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2015-09-06 21:55)