最年少ドラマー大我 [音楽(CD、DVD含む)]
本日放送の「題名のない音楽会」を見ていたら
最年少のジャズ・ドラマーの大我くんとトランペッターのルベン・シメオくんが出演。
大我君は10歳、ルベン君はスペイン出身の16歳。
今回の楽団はシエナ・ウインド・オーケストラ。
指揮は当然のごとく佐渡裕さんです。
セットリスト
①ルパン三世のテーマ
②≪ヴェニスの謝肉祭≫変奏曲
③鉄腕アトム
④熊蜂の飛行
⑤Crazeology
⑥マカレナ
①と⑤は大我くんとシエナ
②と⑥はルベン君とシエナ
③は大我くんとルベン君とシエナ
④は大我君とルベン君のセッション
10歳といえどプロのジャズ・ドラマー
しっかり指揮をみながら演奏する姿は子供とは思えなかった。
⑤の曲はサックス奏者チャーリー・パーカーのナンバー。
これからがすごく楽しみなミュージシャンの1人ですね。
バスドラに書かれた「TIGER」の文字が、魔法瓶のロゴに見えて(^^;)。
私も年だなあ・・・なんてね。
ルベン君は6歳でチェロを始めたそうですが
トランペットを教えていたお父様を見ているうちに興味が出てきて
いつしかトランペッターになってしまったのだとか。
スペイン出身の彼が演奏する「マカレナ」は凄くマッチしてました。
今回、シエナのトランペッター佐藤友紀さんが
ルベン君との出会いについて話してくださいました。
3年前にフランスの音楽コンクールに出演した時のことだそう。
控室で音出しをしていたら、ルベン君が入って来たのだそう。
家族の誰かが出演するので聞きに来たのだろうと思いこんでいて
自分が演奏して戻ってきたところ、後ろにルベン君が控えていて
「え~~~っ 君・・・出るの????」って(苦笑)。
実際に演奏したルベン君は凄い拍手をもらっていて
佐藤さん一言「負けちゃいました」
結果はルベン君2位、佐藤さん3位だったそうです。
ルベン君、その時の事を覚えていると答えてくれて
佐渡さんに「良かったねぇ・・・覚えててもらって」と
慰めにもなってないような一言をもらった佐藤さんでした。
「熊蜂の飛行」でのセッションを聞いている限り
2人ともすごい技術力だと思いますね。
あの曲、なにしろ早いというか・・・リズム感がないと無理。
大我君もソロアルバムが発売になっていますが
ルベン君はシエナと共演したアルバムが発売されています。
このテクニックを聞いてみたいと思われた方、一度聴いてみては如何でしょう?
今回、鉄腕アトムの初めに方ではトランペット、
終わりの方では得意のフルートも披露した佐渡さん。
指揮者がタクトを置いて楽器を演奏って・・・なかなか見られませんよねぇ。
あとで「天才少年の横でトランペットを披露する普通のおっちゃん」と自分を表現。
「佐渡さんはヨーロッパでも有名な指揮者ですが、トランペットは練習が必要」と
ルベン君に言われてました。
確かに佐渡さんの専攻はフルートでトランペットではありません。
何を思って挑戦しちゃったのかが凄く疑問です。
曲もバラエティに富んでいて楽しめましたよ
>らみあすさん
niceありがとう
by 瀬木あおい (2008-09-24 08:22)