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劇団四季創立55周年「55ステップス」に行ってきました [バレエ&ダンス]

本日は四季劇場【秋】で「55ステップス」を観てきました。
開演前、2階席には学生の団体が居て賑やか。
舞台中も声がするかな?なんて不安もありましたが、
上演中はシーンとして話し声一つ聞こえませんでした。

ソング&ダンスは2001年以来、約7年ぶりです。
今回も加藤敬二さん構成・振付・演出と言うことで
開幕前から凄~~~く楽しみにしていました。
前回以上にダンスも歌も盛りだくさんで敬二さんらしいかも。

開幕キャストには敬二さんのお名前がありましたが
今日は残念ながらキャストから外れていて残念[もうやだ~(悲しい顔)]
中には敬二さんで観たいなぁって言うシーンもあったので
来年早々にもリベンジ観劇しちゃおうかなぁと思っています。

毎回思うのは『ソング&ダンス』はミュージカルのイイトコどりだなぁって事。
先日の『イル・ミュージカーレ』もそうでしたけど
つまらない作品を一本見る位なら、良い所だけを集めた
オムニバスCDのような舞台の方が楽しめと個人的には思っています。
これが実際のミュージカルを観るキッカケになるかもしれないですしねぇ。
※私、そういう事が多々あるので・・・[たらーっ(汗)]

さて、今回の舞台は第一幕ではエジプトやサバンナなどが舞台だったり
ディズニー作品などを集めた構成になっていました。
第二幕は四季オリジナルミュージカルやウェバー作品を集めた構成。
好みは色々あると思いますが、ウェバー好きの私としては第二幕の方が好きです。

【キャスト】(敬称略)

**ヴォーカルパート**
芝 清道 高井 治 田中 彰孝
井上 智恵 早水 小夜子 花田 えりか

**ダンスパート**
脇阪 真人 岩崎 晋也 西尾 健治
萩原 隆匡 松島 勇気 厂原 時也
徳永 義満 神谷 凌
坂田 加奈子 柴田 桃子 高倉 恵美
杏奈 泉 春花 加藤 久美子
須田 綾乃 恒川 愛
駅田 郁美 斎藤 美絵子

キーボード&コンダクター:前嶋 康明

【セットリスト】(カッコ内は作品名です)
第一幕
 オーバーチュア
 ようこそ劇場へ(アプローズ)
 アプローズ(アプローズ)
 愛の物語(アイーダ)
 勝利ほほえむ(アイーダ)
 星のさだめ(アイーダ)
 シャドーランド(ライオンキング)
 早く王様になりたい(ライオンキング)
 最新ニュースのジャヴァ(壁抜け男)
 僕の願い(ノートルダムの鐘)
 トプシー・ターヴィー(ノートルダムの鐘)
 ゴッド・ヘルプ(ノートルダムの鐘)
 チム・チム・チェリー(メリー・ポピンズ)
 夢があるから(マンマ・ミーア)
 手をすり抜けて(マンマ・ミーア)
 ドレミの歌(サウンド・オブ・ミュージック)
 パート・オブ・ユア・ワールド(リトル・マーメイド)
 ビー・アワ・ゲスト(美女と野獣)

第二幕
 夢を配る(夢から醒めた夢)
 夢をつづけて(ユタと不思議な仲間たち)
 見果てぬ夢(ユタと不思議な仲間たち)
 アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド(ミュージカル異国の丘)
 名も知らぬ人(ミュージカル異国の丘)
 二つの祖国(ミュージカル李香蘭)
 炎の祈り(ミュージカル南十字星)
 バリ舞踊(ミュージカル南十字星)
 祖国(ミュージカル南十字星)
 ピラトの夢(ジーザス・クライスト=スーパースター)
 ラム・タム・タガー~ツッパリ猫(キャッツ)
 メモリー(キャッツ)
 ミュージック・オブ・ザ・ナイト(オペラ座の怪人)
 飛躍に向かって(エビータ)
 ブエノスアイレス(エビータ)
 スターライト・エクスプレス(スターライト・エクスプレス)
 ヴァリエージョンズ(ソング・アンド・ダンス)
 スーパースター(ジーザス・クライスト=スーパースター)
 
カーテンコール
 アイ・ガット・リズム

オーバーチュアがビバルディの四季から始まってるんですよ・・・狙ってますよね(苦笑)
今回、第一幕では高井さんが凄くコミカルな動きが多いんですよ。
チム・チム・チェリーでは掃除道具をグルグル回しながら歌ってま~す。

毎度『ソング&ダンス』は観客がステージ上に連行されるんですが
今回は「ドレミの歌」でド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドで全部で8人(音)がステージ上へ。
この曲、途中「ソ・ド・ラ・ファ・・・~」って音で歌う部分があると思うんですが
各音の鉄琴を持たされ、その部分で指示された人が音を出すと言う趣向です。
しかし、これって1オクターブ上のレが一回だけ出てくるハズなのに
舞台上は8人しかいない・・・と言う事はドまでしか無い。
どうするのかと思っていたら、レの瞬間「レ」を持って高井さん登場でした(笑)。

ビー・アワ・ゲストは全員がシルクハットにステッキ持って燕尾服。
なんだか『宝塚BOYS』のレビューを思い出してしまいます。
今回、後ろが鏡張りなので、最後尾でも気を抜けない状態の舞台。
実際の美女と野獣とは全く違う演出での「ビー・アワ・ゲスト」は新鮮でした。
出来れば敬二さんのダンスを観てみたいなぁと思わせる1曲です。

第二幕では田中彰孝さんがタガーに挑戦。
ちょっと演出が変わっていて、実際のタガーは雌猫が寄って来るのに対し
今回のタガーは最後に雌猫が全部居なくなっちゃうという設定。
ただ、ちょっとタガーにしてはセクシーさが少ない気がしましたねぇ。
雌猫が居なくなっちゃう設定だから色気も出さない演出かもですが。

予想通り「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」は高井さんのファントムでした。
クリスティーヌをイメージしたダンサーが誰だかわからなかったのだけど
ラウルをイメージしたダンサーは松島勇気さんでした。
「ウエストサイド物語」で一瞬バランスを崩したのは偶然だったのか
やはりミストフェリーズを演じられるだけあってダンスは上手いですね。

もうひとつ予想通りだったのが「スーパースター」の芝さんです。
昨夏には田中君もユダに挑戦はしたけど、今回は芝ユダですよね~。
セットも衣装も全然違うのにJCSを観ているような迫力。
コーラスが女性に加え田中君と高井さんも加わって
『ソング&ダンス』バージョンの「スーパースター」を見せてもらいました。

高井ファントムと芝ユダだけでも十分満足[わーい(嬉しい顔)]なのに
カーテンコールのあとで『ウィキッド』から「魔法使いと私」を全員で披露してくれました。
客席からのアンコールに応えてくれたんでしょう。
嬉しいサプライズでした。
次こそは敬二さんのダンスをと思い、もう一回観に行っちゃおうかな。


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