パルテノン多摩サロンコンサート#110に行ってきました

踊りたいけど演奏会も聴きたいと言う葛藤に勝ったのは演奏会でした。
(チケットを購入済みだったから…が最大の理由なんですが)

来週からは新しいスタジオで体型を無視してバレエを再開します。

本とCDを購入するため、表参道の「フェアリー」へ立ち寄り
その足でパルテノン多摩へと向かいました。
有り難いことに表参道から乗った千代田線が唐木田行きの急行。
乗換無しで小田急多摩センターに到着。


「大公トリオ」
～石田泰尚＋山本裕康＋諸田由里子～

【セットリスト】
・ショスタコーヴィチ：ピアノ三重奏曲　第２番　ホ短調　作品67
・ベートーベン：ピアノ三重奏曲　第７番　変ロ長調　作品97「大公」

アンコール
　・シューマン：トロイメライ
　・クライスラー：小さな軍隊行進曲(マーチ)


演奏も良かったけど、山本さんのトークが天然で凄かったです。

感想がトークに集中しちゃいました(-_-;)
曲については、ショスタコーヴィチの方が
暗いんだけど個人的に好きなタイプの曲です。
踊れるようになったら、彼らの演奏で踊ってみたいと思いましたね(^.^)。


後半開始時にチェロをマイクに持ち変えた山本さんが
天然全開で語り始めました。
「ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲聴いたことありますか？
みなさん、今聴かれたと思いますが…最初のチェロが
死んだ方がマシって言うくらい緊張するんですよ…
これで何人ものチェリストが消えて行きました」
しまいには「聞きに行くと更に緊張するんですが…何か質問ありますか？」
どう対応したら良いのか…。

さらに「ヴァイオリンの石田泰尚は、ここパルテノン多摩で産まれ…」に
お客さん大爆笑、石田さん苦笑い。
マイクを渡された石田さん「パルテノンで生まれた石田泰尚です。
地元の多摩で出来て嬉しい」と。

こちらもマイクを渡された諸田さん、石田さんのバス通勤を暴露。
「この男がバスに乗ってるかと思うと…可笑しくて」と語り“バラすなよぉ”って顔の石田さんでした(笑)。
真っ赤なスポーツカーとか乗り回してそうですもんね～。

このトーク、サロンコンサートだからと言う理由なのだそうですが
山本さん曰く「ショスタコ－ヴィチの疲れが取れず
少しでも長く引っ張りたくて…少しクールダウンしてきました」。
面白すぎます。

アンコールで「７月４日はアメリカの独立記念日。
さらに作曲家フォスターの誕生日でもあります」と切り出した山本さん。
星条旗かフォスターの曲なのかと思いきや
「演奏するのはシューマンのトロイメライです。」
トークの意図がわかりません(苦笑)。

「皆さんの大事な土曜日を潰し、真っ昼間からありがとう。」と山本さん。
こんな山本さんが見られたから、レッスン休んで来て良かったですよ～(^.^)。
「あれで終わると、帰りに寝過ごしたりして帰れないと困るから」と言う理由で
「ヴァイオリニストのクライスラーは沢山の曲を作っていて
これもクライスラーの曲です。小さな軍隊行進曲…だったかな？
…小さな…小さな軍隊マーチです。
これで本日のコンサートを終了させて頂きます」
もう最後まで面白すぎます。
タイトル、ホントに正しいの？状態(苦笑)。

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