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「悲桜餅 料理人季蔵捕物控」(和田はつ子)【時代小説文庫 わ-1-3】 [読書日記]

今回も4作からなっていて、今回も四季の物語。
美味しそうな料理が沢山登場します。


【あらすじ】(裏表紙より転載)
義理と人情が息づく日本橋・塩梅屋の二代目季蔵は、
元武士だが、いまや料理の腕も上達し、季節ごとに、
常連客たちの舌を楽しませている。
が、そんな季蔵には大きな悩みがあった。
命の恩人である先代の裏稼業“隠れ者”の仕事を正式に継ぐべきかどうか、だ。
だが、そんな折、季蔵の元許婚・瑠璃が養生先で命を狙われる…。
料理人季蔵が、様々な事件に立ち向かう 書き下ろしシリーズ第二弾、ますます絶好調。


第1話は神無月の物語で、登場するのは「椋鳥飯」。
椋鳥飯とは長野名物のお焼きの事なんですよ。
信濃出身の伊那吉に作り方を聞き、季蔵が手作りします。

第2話は睦月で、登場するのは「焼きみかん」。
この話には、他にも大根素麺や揚げ出し大根などが登場します。
揚げ出し大根がすごく気になります。

第3章は卯月で、登場するのは「桜餅」。
長命寺の桜餅も登場しますが、季蔵手作りの桜餅も。
久々に長命寺の桜餅が食べたくなってしまいました。

第4話は「どじょう」。
私の苦手な「どじょう鍋」や「どじょう巻き」。
塩梅屋の特製煎り酒が使われています。

烏谷がずーっと長次郎の裏家業を季蔵に継いで貰いたくて
事あるごとに意思を確認するものの決心がつかない季蔵。
瑠璃が狙われたり、客で来た人が殺められたりし
黒幕の太田屋信右衛門が許せなくなった季蔵。
4話が山場に向かう頃、長次郎の裏家業の後を継ぐことを決意。
これからどんな悪人に立ち向かう事になるんでしょうね。

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瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-07-10 21:10) 

瀬木あおい

>ぼんぼちぼちぼち様

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-07-10 21:11) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-07-12 19:54) 

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