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「陰陽師 飛天ノ巻」(夢枕獏)【文春文庫 ゆ-2-4】 [読書日記]

以前読んだ本の感想を、不定期ですがアップ予定です。
こちらも2~3年前に読んだ陰陽師シリーズで、
7篇からなる短編集です。
滅多に再読はしない私も、このシリーズだけは別ですねぇ。

完成間近の広目天の足元から消えた天邪鬼。
成仏出来なくなった僧(白拍子に懸想し成仏出来ない僧もいる)など
今回も色々な妖しが沢山登場します。

博雅と晴明が今回も活躍しています。
やはり、このシリーズには欠かせないキャラが源博雅。
晴明が対応に悩むときに無意識にヒントを与えていたり
晴明に所望されて得意の笛を披露したりしてます。
博雅の笛は鬼にもらった葉双(はふたつ)というものなのですが
この笛の音は、一度聴いてみたいなぁと思います。
夢枕さんの描く博雅は、真っ直ぐで優しい男ですよ(^^)。

【あらすじ】(裏表紙より転載)
「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」
「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。
百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、
難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明。
笛の名手・源博雅。
名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。
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瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-07-15 19:42) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-07-15 19:42) 

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