SSブログ

【録画】春興鏡獅子 [歌舞伎]

平成24年新橋演舞場の夜公演で上演された作品。
今回Eテレでダイジェスト版で放送されました。

お父様の勘三郎丈は踊りも上手く、立役、女形どちらもこなします。
しかし、六代目勘九郎丈は、立役のイメージが強く
弟の七之助丈は女形のイメージかかなり強い。
小姓弥生は後半に獅子の精へと変わる事を考えると
立役メインの役者の方が良いのでしょうが
前半が娘ですから…可憐に見えないと困りますし。
昔から弥生は難役と言われますからね。


かつて海老蔵丈の鏡獅子を拝見したときも
前半が弱いかなぁと感じた所がありましたが
勘九郎丈も後半に比べると前半が少し弱いような気はしましたね~。
一生懸命さはヒシヒシと伝わってくるのだけど。

お父様の勘三郎丈、お祖父様の芝翫丈に加え、
祖祖父である六代目菊五郎丈の鏡獅子は絶品であったと聞きます。
お父様の勘三郎丈は、道成寺の花子では麗しく
お祭りの鳶頭は色っぽくいなせな男らしさを見せます。
この位踊り分けが出来ても鏡獅子は未だに大変だと仰います。
芸事は特に一生勉強なんでしょうね。
※確かに弾いてても一生勉強だとは思いますし。

初役ではありませんが、プレッシャーかかりますよね。
まだまだお祖父様やお父様のようにはいきませんが
コレからが楽しみなのかなぁとは思います。
まだ30ですし、気長に観ていくとしますかね。

【配役】(敬称略)
家老 渋井五左衛門:市村家橘
老女 飛鳥井:中村古山三
局 吉野:中村歌女之丞
用人 関口十太夫:片岡亀蔵
胡蝶の精:中村宣生、中村玉太郎

小姓 弥生のちに獅子の精:中村勘太郎改め六代目中村勘九郎

後見:中村七之助
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 2

瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2012-03-19 20:44) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2012-03-20 22:34) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

出雲大社東京分祠今春はピンク ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。