救急法救急員養成講座＠日本赤十字社　神奈川県支部 3日目：あおいの感激日記：SSブログ

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救急法救急員養成講座＠日本赤十字社　神奈川県支部 3日目　[日記] [編集]

とうとう最終日の朝。

前日と同じ根岸線。
駅前のコンビニでランチとお茶をゲットして会場へ。

指導員の方のつぶやき
「講習会も3日目辺りになると、みんな三角巾の扱いが上手くなるんだよな」
って。
そう言うもんなんでしょうかねぇ。

今日は、午前中に1時間ほど学科のおさらい。
かなり出るポイントを絞って教えて頂きました。
ようは、そこを重点的にランチタイムに確認しないといけない訳だ。

さて、最後の講習は搬送。

まず倒れてる人を一人で移動させる方法。
意識があって歩ける状態の人に肩を貸して移動する方法など。
これはバディの実践なのですが、うちのバディ小柄なので
私を移動するのは危険なので、ちょっと試して終わり。

意識が無い人を背負って移動する方法は
指導員の方が見本を見せるだけでした。
なんか、柔道みたいでしたもんねぇ・・・あれは簡単には出来ない。

毛布を使った簡易担架とか、実際の担架を使用とか。
今回は７～８名のチームでの講習。
傷病者を持ち上げて担架に乗せる方法とかも実践しました。
人数居ても・・・担架に乗せるだけでも大変。

午前最後は総合実技。

これ、完全に演技力が必要。
チーム分けは、指導員の方が人数割りを決めていて
うちは、8名だったかな。
10名以上のチームもありました。

内部でリーダーを決め、傷病者を決めて
怪我の内容などはリーダーと傷病者のみが知っている状況。
で、本人から聞き出して手当をしていくのだけど
うちは傷病者が2名。
1名は倒れていて、1名は座っている状態。

こういう時、人の心理的に倒れていたり出血が多い方へ目が行く。
結局、ほとんどが倒れている人の方に行ったので
私は座っている傷病者の方へ。
とりあえず、情報を聞き出し、リーダーと相談。
怪我の手当をすることに。
聞き出した状況では、額の出血と前腕からの出血との事。
なので、三角巾で両方を手当てして搬送。
その間に、残りのメンバーは倒れている傷病者の手当。
担架に乗せる所から搬送は私も手伝いました。

しかし、このシミュレーションにはオチがあった。
実は・・・座っていた傷病者は前腕からの出血ではなく
前腕骨折で応用副子での固定が必要だった（笑）。
リーダーに「忘れちゃった、ごめんね」と謝られましたが
傷病者役の本人も「前腕からの出血」って言ったんだから、
結果的に手当の方法は合ってるんだと思うよ。

この総合実技で感じたのは
実際に現場に入ったら、簡単には動けないと言う事。
周囲の観察を忘れたり、傷病者を一人にしちゃったり
まだまだ学ばないといけない事は多いです。

さて、ランチタイムに学科分の重要ポイントを頭脳内にプログラミング。
プログラムはプロだから、自分の頭の中に
どうインプットしていくかがポイントなわけです。
しかも、試験の時に確実にアウトプット出来るように組まないといけない。
結構ヘビーですが、自分なりにプログラミングしてみました。

で、午後イチで学科試験。
指導員の方たち、答えを書いている横で止まるんですよ。
最期に提出した時も、空欄が無いかなどチェックはされました。
まぁ、自分なりにやるだけはやりました。

14時ころから、技能試験の予習タイム。
試験と同じように、指導員からのお題に合わせて
指定時間内にバディを手当てしていくと言うものです。
完成後に指導員の方々のチェックが入るのも試験と同じ。
止血については、指導員がバディの脈を取り
合図に合わせて止血と言う方法を取ります。

そして、16時過ぎに本番の実技検定試験。
ほぼ三角巾は全種類でしたね。
ただ、検定になったとたん指導員が優しくなった気はしました。
最期に、残業組には入らなかったので合格ラインだったのだろうとは思います。

これで全て終了。
よく脚とか頭とかをお借りしていた指導員の方に
技能テストが終わった後「あの笑顔は、反則だよなぁ」と言われてしまいました。
どうやら、すご～～～く笑顔で手当てしていたようで
最期に「ニコッ」とするもんだから、「よしっ」って言いそうになっちゃうらしい。
まぁ、昔から年上キラーなところがあるので、それは仕方ないでしょうねぇ。
きっと、居残りの時も笑顔で「先生、脚貸して～」っていうもんだから
「顔と金は貸せないけど、脚なら良いよ」って貸してくれたようです（笑）。

ま、やるだけの事はやりました。
結果が出るのは2か月後くらいかと思います。
受かってたら良いなぁ。