笹野高史さん日刊スポーツ映画大賞助演男優賞受賞

中村勘三郎さんのコクーン歌舞伎や平成中村座ＮＹ公演でもお馴染みの俳優
笹野高史さんが日刊スポーツ映画大賞で助演男優賞を受賞。

受賞式には４人の息子さんのうち留学中の三男を除いた３人が花束を持って登場。
ほころんだ顔が花束を受け取ると涙顔に変わったそう。
「感極まったので、笑って誤魔化そうと思って」と
マイクで頭を叩いて見せたが涙は止まらず。
本人曰く『僕に晴れやかな舞台は似合わない。
今回の受賞を一番喜んでるのが早くに亡くなった母で、二番目が妻。
三番目が子供達で最後が私です。
嬉しいと言うより申し訳ない気持ちでいっぱい」と。 

映画好きだったお母様は、幼い高史少年の手を引き映画館に通ったそうですが、
高史少年が11歳の時に他界。
この母が居たから役者 笹野高史があるんでしょうね。

現在59歳。
42歳で結婚し売れない時代を支えてくれた17歳年下の奥様も
この当日は会場の奥で晴れ姿を見つめていらしたそうです。

現在４人の息子さん達は笹野さんと同じ事務所に所属し役者活動中。
『武士の一分』では四男と共演もしています。
2008年もドラマ、映画、舞台で活躍されると思いますが、
将来、笹野親子5人での共演も見られるでしょうか。