歌舞伎座に行ってきました [歌舞伎]
本日、親孝行で歌舞伎座に行ってきました。
今の歌舞伎座は来年4月まで。
冥土の土産に一回くらい見せてあげようと思い、
納涼歌舞伎に連れていくことにしました。
8月は三部制なので1公演が短いから、
中村座しか歌舞伎経験の無い父でも観られるかと思って。
さすがに『六歌仙』は眠かったみたいですが、
周りにも挫折する人や爆睡する人が続出してました。
やはり舞踊ものは眠くなるかもしれませんね。
さすがの私も途中で意識が飛びかけましたし(^^;)
勝 小吉:橋之助
松坂庄之助:勘太郎
大久保上野介:弥十郎
阿茶の局:萬次郎
八重次:扇雀
麟太郎:宗生
現実にも父、子、甥の間柄である橋之助、宗生、勘太郎が
そのままの関係で小吉、麟太郎、庄之助を演じてました。
当然、みな初役でのチャレンジです。
真山青果原作の世話物です。
笑いも取りつつ泣かせる場面もありです。
宗生くん、大きくなったなぁとシミジミ。
(初お目見えを観ているだけに尚更感じます)
しかし、この宗生くん演じる麟太郎の語り口が
すっごく笑えるんですよ~。
「この父には勿体無い息子だ」って感じで(笑)。
『六歌仙容彩』
遍照:三津五郎
文屋:三津五郎
業平:三津五郎
喜撰:三津五郎
黒主:三津五郎
小野小町:福助
祗園のお梶:勘三郎
さすがは踊りの名手である三津五郎丈。
特に喜撰は絶品でした。
業平が消えた際、間を繋ぐ歌舞伎役者によるおしゃべりが可笑しい。
普段は立ち役の役者ばかりが女形ですから見た目にも大爆笑。
業平の行方を占ってと呼ばれたのが弥十郎さんと亀蔵さん
何かするとは思いましたが、その格好でスリラー…面白すぎる。
しかし、あれで行方が占えるのか凄く謎ではありますが(笑)。
ちゃんと選挙ネタまでからめてあって
さすがは勘三郎さん率いる納涼歌舞伎です。
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